ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

毎日更新されたりされなかったりする日記

関西アイマス合唱部収録の時の話1

ちょっと前に上がったこの動画。

アイマス合唱部@関西様の「月曜日のクリームソーダ

www.youtube.com

 

 

今回はこれの収録の時の話です。

 当時直近の収録を並べて身も蓋もないアンケートを取った所、こっちを書くのが世論でした。面白い話を書くとは言ってません。

 

第一回タイトル「修羅場は全部録音前日までに詰め込まれている」

 

シュビの収録中。

「当日のタイムスケジュールが来たんだけど」

「えっ…いや…これは…?」

この先一週間まで迫った遠征収録。

 

5年来の願いであった、関西アイマス合唱部の本格録音。

「このスケジュールだと、収録時間は……いつもの3分の1以下!?」

 

半年以上前から予定を組みずっと楽しみにしていた関西遠征、これがその滑り出しでした。

 

――遡る事数ヶ月前。DMでの打ち合わせ。

 

私「当日の行動予定どうなってますか?はじめてですし、可能な限りの時間を確保したいのですが」

「午前に発声と練習をしておき、午後から録音になります」

私(施設利用枠考えてもこれなら5時間弱は収録に使えるはず…「アカペラ曲であればそのスケジュールで大丈夫だと思います!」

(よし、楽しく話せたな)

 

そして本番が近づき、一週間前。最終確認DMにて。

 

私「当日の行動予定確認させてもらっていいですかー?」

「当日のタイムスケジュールですが、13時から発声、14時半ごろ 録音開始、何回か通しで録って4時頃終了、そのあと片付けで考えております。」

 

私「えっ。」

シュビメン「一時間半…!?」 

 

今回予定している録音は、一回ないし数回通して録っておしまい、という所謂「一発録り」ではありません。

リテイクや現場での編集が可能な機材を持ち込んで行い、納得行くまで何十テイクでも取り直しや修正を行いながら完成させて行くものです。この作業には録音慣れしているシュビのメンバーであっても最速で3時間、長ければ6時間以上かかる事もあります。

 

凍りつきながら返信を打ち込む私(必死)

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「もう少し時間を頂く事はできませんでしょうか。以前のDMやり取りでもう少し余裕があるものと見積もってしまっていました

 

返信(要約)「AMの会場が取れずにPMのみになってましたごめん」

…これはまずい。もう一度ちゃんと説明して交渉しないと…。ただDMでのやり取りは時間がかかる上に担当者さんも絶対忙しい。このペースでは交渉が間に合わない。

そもそもほしい情報の入手ペースがこのままでは当日までに追いつかない。

 

「音声会議お願いしていいでしょうか!?」

木曜日22時。録音開始まであと3日。

せめてあと倍。可能であれば当日施設使える時間全部ほしい。

これを通さなければ…しかしもう組まれてるスケジュールもあるだろうしそんな大きな変動を呑んでくれるだろうか…

当日指揮者やこちらのサポートメンバーも呼び、息を詰めて臨んだウェブ会議でした。

 

「あっ大丈夫っすよ」

「なんなら午前に準備して施設利用開始と同時に始められる様にします」

「えっいいんですか!?」

「撤収猶予何分くらい見ときましょう?15分とか余裕もっといた方が良いですよね」

「あ、それも割とギリで大丈夫ですよ。多少時間伸びても顔パスでなんとかなります」

「顔パス!!?」

すげえなアイマス合唱部@関西!

そしてそれに応じてくれる吹田市民館。

それまで散々悩んでいた諸問題は予想の斜め上をいく軽さで解決していきます。

事前の心配はどこへやら。ここまでクリアできればこっちのものです。

時間を使えるのなら、あとは条件を整えるのみ。

「会場にマイクスタンドがない様であればこちらからお送りしますが受け取れる方は…」

「それなら施設の隣に住んでるメンバーがおります」

「なんですかそれ便利すぎない?ただ受取の時間、ご在宅でしょうか?」

「あの人その時間プリキュア見てるから確定で家に居るはず。大丈夫」

「便利すぎない?」

「当日、客観的にいろいろツッコミ出来る人っていますか?オブザーバーというか、端的に言うとめっちゃ辛口に批評まくってくれる人がほしいんです。内側から言ってくれるとメンバーに伝わりやすいのと、改善点の洗い出しが速いので」

「分かりました!指揮者もガンガン言いますし、各パートにも伝えときます」

「ありがとうございます!で、パートごとのバランスですが…」

トントン拍子に話が進み、どんどん整っていく当日環境。

こんなことなら始めっから通話でやり取りすればよかった。私も担当者様もこの時期忙しく、文章にしてやり取りするとどうしても時間がかかってしまいます。やっぱり直接話すのは大事ですね。

 

ともかくこれで一件落着、録音への懸念がやっと解消されました…。

 

と思うじゃん?

打ち合わせ、次の一言をきっかけにここから更なる修羅場がやってくるんですよ。

 録音まであと2日。

次回に続く。

 

 

サラリーマンのコスプレ疲れ

imockです。

ステイホーム!と騒がれた結果1ヶ月くらい在宅勤務になっていたのですが、昨日と今日はやんごとなき事情により電車移動した上で物理出社をキメました。

今日は19時半過ぎには帰宅したのですが、見事に何もやる気が起きません。在宅勤務中は19時くらいまで仕事している日はあれど、退勤後にネット麻雀するなり楽譜に手を付けるなりしたくなるものです。

この差はなんだ……?と考えると、やはり通勤による体力の消耗が大きいです。気温も上がってきた中スーツで1日の大部分を過ごすというのは非効率極まりないです。さらに平時より空いているとはいえど朝の通勤電車は座れないので暑い中立ちっぱなしになり、電車を降りる頃には汗だくになってます。

という訳でスーツ着たサラリーマンのコスプレがしんどいことを改めて実感し、もう毎日物理出社する生活には戻れない身体になってしまいましたとさ。皆様はこんなダメ人間にならないようにしましょう。

すね毛の存在意義

エスです。  

一月ほど前にiPadで自分のクライミングを撮影したやつがあったので見ていたんですが、半ズボンだとめっちゃすね毛が目立つことに気付いてしまいました。  

普段外仕事なので上半身は結構すぐに焼けて腕毛は大して気にならないのですが、下半身はそうはいきません。しかも元が色白かつそれなりに毛が深い方なので、端的に言うと、まあ、美しくないな、と映像を見て思いました。  

そもそもすね毛の存在意義とはなんでしょうか。保護のための頭髪や、子猿がしがみつくのに使う脇毛などの存在意義は分かります。すね毛、お前はなんなんだ。人類が進化の過程で捨てた体毛の名残か。副乳みたいなもんですね。そういえば自分には副乳もあったわ。原人では?  

 そういうわけで思い立ったが吉日。さっそく風呂ですね毛を剃ってきました。シェービングジェルとかそんな洒落たものは我が家にはないので一年くらい使ってるボロいT字カミソリでぎゅっぽぎゅっぽ剃りました。肌がクソ強いので問題なし。  

やってみた感じですと、足がシュッとして見えますね。半ズボンで見える範囲だけ適当にやったのでパンツだけの状態だと剃ったところと剃ってないところの境界がクッキリですがまあ別に誰に見せるでもなし、登ってるときに足の毛が気にならない程度であればなんでもいいかなーと。ちょっとちくちくしますがご愛敬ということで。  

しかし女性はこんなのをずっと維持してるんか……大変やな……

うわっ、私の食費、安すぎ…?

エスです。  

最近ようやく近所のディスカウントストアがクレカに対応したので家計簿をつけるのが楽になりました。 

とりあえず4月からの食費をざっくり計算してみたんですが、なんと、12000円。何回か確認してみましたが間違いなく12000円です。

内訳としては、  

・買い物は月6回程度  

・米は5キロ1600円を月2.5回転で4000円 

・肉は鶏胸肉グラム68円を1.2キロ  月6回で5000円 

・野菜は毎回底値に近いものを選んでだいたい300×6で2000円 

・牛乳とか諸々で1000円

ざっくりこんな感じです。  

特別節約したわけでもなくいつも通りの食事を続けていただけなのですが、いくら使ったかを可視化した結果、思ったよりも貧相な食事をとっているらしいことが分かり驚愕しております。一応栄養は考えているつもりなのですが……  

こういう話題を出すたび、大学の時に友人に言われた「君のは料理っていうんじゃない。食えるようにしてるだけだ」という言葉を思い出します。極端な貧乏舌は毎日同じ食材の粗食にも耐えうることをまた証明してしまった。

おいしいの基準が低いのは便利なのですが、食文化が貧困になるためあまり文化人としての教養が身につかないのが欠点と言えば欠点ですね。まあそういうのは自分の役割じゃないのでいいんですが。

Keyと聞いて原点を思い出す

imockです。

昨日はKeyとデレステコラボの発表でTLが盛り上がりました。すでにどちらのコンテンツからも身を引いた私でも心が躍っております。

というのも、私がサブカルに染まった大きな原因がKey原作の京アニ版Kanonであるためです。

小学生の頃、アニメはポケモン遊戯王テニプリくらいしか見ていなかったですし、親の方針で中学入学まで小遣いがなかったためにマンガは一切買わず、図書館に通っては真面目な小説ばかり読んでいました。中学に入って友人からラノベを借りて読むことはありましたが、「半分の月がのぼる空」「キノの旅」など物語そのものの内容が面白いから読んでいたというのが大きく、キャラクターが可愛いからとかそういうモチベーションは全然なかったのでした。

きっかけは確かカラオケで友人がKeyの曲を何曲か歌っていて、何のテーマなのか聞いたらちょうど放送中だった京アニ版Kanonを勧められた、という流れだった気がします。で、これが当時中3の私にドストライクだったわけです。

1.普通にストーリーとして面白い
Key作品全般は当初18禁ゲームではあったものの、エロシーンがかえって蛇足になるほどに脚本が良くできています。奇跡がテーマであるKanonはややご都合主義な点もありますが、そもそも創作物なんてそんなものです。長編小説を読んで育った私としては違和感なく、とてもとっつきやすかったですし、各ヒロインのルートの結末についても納得が行きました。
ちなみに同じ時期にハルヒ原作を読んだ記憶はあるのですが、ストーリーが浅くて小説として全然面白くないと感じて途中で諦めた記憶があります。

2.自身の体験と重なる部分があった
Kanonの物語は主人公が都合により北国の母方の叔母の家に預けられ、同い年の従姉妹の名雪と同居することから始まります。

私の母方の実家は福島県で、幼稚園〜小学生の頃はよく夏休み中に伯母の家に遊びに行きました。伯母には娘さん、すなわち私にとっての従姉妹が2人おり、しかも1人は同い年でした。
普通はせいぜい1泊か2泊しかしないものなのですが、確か小学5年くらいのときに1回だけ弟と2人で2週間近くお世話になったことがあります。

とまあ、そんなわけでとても感情移入しやすかったのです。リアル従姉妹は名雪とは全然似つかないタイプ(おてんばな感じ)でしたけどね。

3.CV.堀江由衣にやられる
堀江由衣ボクっ娘をやるのは反則だと思うんだ。うん。
性癖がこじれた原因です。最初は名雪推しだったのですが、あゆが可愛すぎてな……。

そうしてKanonを全話履修しとても感動した私は、そのままAIRを履修し、そして「鳥の詩」に出会い、アニソン沼にハマっていくのでした。めでたしめでたし?

ちょっといいヘッドホンを買ったら世界が変わった話

エスです。  

今まで貰い物とか付属品の適当なイヤホンを使ってたのですが、ちょうどいい機会ということでちょっといいヘッドホンを買いました。  

これまではイヤンホホやヘッドンホホに使う分のお金を曲を買うのに回しておりました(そもそもお金自体あんまなかった)。ただ、今回せっかく川島さんの新しいCDなんだからいい音で聞いてみたいなという欲求がむくむくと出てきたので、TLの有識者たちのお勧めのイヤホンかヘッドホンから一つ絞って購入いたしました。AKGのK275です。  

まず用途からフィルタリングを考えたとき、自分は移動中や移動先であまり音楽を聴かない(そもそも電車にほとんど乗らない)ということでイヤホンにする必要性が薄くなったため候補から外れ、録音のモニタリングにも使いたいということでスピーカーや開放型ヘッドホンも候補から外れ、1万前後の密閉型ヘッドホンに定まりました。  

候補はK275とSONYMDR-CD900STのふたつでした。900ST のほうはAfter20で楓さんや川島さんがつけている、東山奈央さんも使ってる、シュビ音響編集班も使ってて録音の時同じ音を聴ける、などの数々の利点があったのですが、普段使いの面でやや勝りそうな雰囲気を感じたのとひとの持っていない方を持てば貸し借りして両方の音が楽しめるというスケベブルーオーシャン心でK275にしました。  

1万2千くらいでしたが、安イヤンホホとは音の解像度がまるで違います。今まで買ってなかったのを後悔しました。息使い、位相、奥行きまでしっかり感じられるし耳が痛くならない。今までなんとなく聴いてた曲全部ひっくり返して聴き直しました。なんなら今まで買ってなかった曲もDLしまくりました。めっちゃいい買い物した。  

あと今日久しぶりにスプラトゥーンやったんですが、地味に音で裏取りしてくる相手に気付く場面があり、上位陣が言う「音を聴けば索敵できる」っていうのがウデマエがヤバい人だけに許される超感覚ってわけじゃないことを知れました。なお気付いてもエイムガバってやられるもよう。  

なろう小説のレベルは低いのか?

エスです。仕事の合間や休憩時間になろう小説をランキングからだったり書籍化/アニメ化したやつを中心に読み漁ってます。  

ネットの方で読んでいるので書籍の方では校正が入っているのかもしれませんが、「この文章でよく人気が出たな……」と思うやつもあれば、「いやあこれめちゃめちゃ面白いな。結構続いてるけど書籍化してないのなんでだろ」っていうやつもあり、基準が自分のそれとは違うんだろうなあと。  

なろうのメイン層は若者に見えて実は30代くらいという話を前にどこかで見たことがありますが、同じ年代でも案外好みや持っている文化は違うようですね。  

下の方は正直微妙なものもありますが、上の方は別にそんなことはなく面白いものもたくさんあります。たぶん書籍化の閾値が低いだけで、なろう自体のレベルがどうこうっていう話ではないんだろうと思われます。  

あと、一般書籍で言うところの編集がつく前のデビュー作みたいなものなので、粗削りな分自分の好みと合う合わないがかなりはっきり出るところが大きいですね。  

アニメ化してるやつで言うと(そんなにたくさん読んでいるわけではないのであくまでも個人的な話にしかなりませんが)、例えば防御極振りは運営および掲示板の解像度が低くて合いませんでした。あれはVRモノとして読むよりゆるふわ女子高生日常モノとして読むのが正しいというのは分かっているのですが、どうしてもそこのビリーバビリティが低く、半分くらいまで読んで断念しました。アニメで見るなら印象変わるかもですが、自分は小説で女子高生ゆるふわ日常モノは求めてなかったみたいです。  

本読みの下克上は今アニメやってるらしいですが、神殿入りしてしばらくくらいまでは「これめっちゃ丁寧だけど本当に面白くなるのか……?」っていう感じで読んでました。そっからどんどん面白くなっていったんですが、なろう系、というか異世界転生系でこういう面白さの曲線はかなり珍しいです。異世界系は大抵最初の二章ぐらいまでが面白くてあとは惰性になりがちなところ、日常の中に緊張感を差し込むのが上手く、最後まで読めました。ちゃんと完結できてるのは高評価です。  

あとアニメ化してるのなんか読んでたかな……ちょっと思い当たらない。  

他にわりと面白いなーって思ったのは「魔導具師ダリヤはうつむかない」とか「生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい」とかですかね。悪役令嬢系はまったく手を付けてないのでお勧めあったら教えて下さい。  

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全般的に言えることですが、転生チート無双系なんかはそこらへん難しくて、何にも考えずに無双して俺ツエーで面白くできるのは最初だけだと思うんですよ。面白さの消費が早くどうしても飽和してしまって惰性になるので。そこを如何にして読者に飽きさせずに読ませるかに腕の差が出るんじゃないかなあと。 

少年漫画なら主人公より強い敵を配置して無双できなくするとかなんですが、無双系の読者層的にそれはストレスになりがちで、敵役を魅力的にしてある意味でのダブル主人公みたいな位置に持ってこないといけない。  

ワンパンマンやニンジャスレイヤーのように舞台装置に近い働きをさせて、周りの話の動きで緊張感を持たせるのも手ですし、明確な弱点を作って簡単に無双できない状況にするとか、思いっきりギャグに振る(大抵はこれ)でもいいのかなとは思います。ただギャグってあまり作品を前に進める力が強くないので長期連載で話を作るのはちょっとしんどいかもしれません。  

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話がまとまんなくなってきたな……。  

なろう系っていうと一般で思い浮かぶのがチート無双なんで前述の問題が目につきやすいのですが、ジャンルや自分の好みをちゃんと把握して探せばやや石が多めの玉石混合なだけなので、暇つぶしにはもってこいだと思います。おわり。