ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

毎日更新されたりされなかったりする日記

川島瑞樹アンソロand2の気に入った作品を抜粋したいと思った

エスです。200日ぶりの更新です。毎日更新したりしなかったりとか書いてるのは何なんだ。

 

今日は川島瑞樹合同2の話をします。話をするというか気に入った作品をざざっとレビュー? 感想?を書いてくだけですが。

 

・ちがうもの、ちがわぬもの(くぜ)

初手配置の小説がSF(すこしふしぎと読む)なの、合同誌全体の構成としてこだわりが感じられる。SFとしてもいいし、大サバを読んだり機転を利かせたりする川島さんもいい。読後感のある〆がまたよく効いている。

 

・柚と瑞樹と冬の窓(Rapha

Raphaさんついに柚をお出ししてきましたね……という気持ちになった。文体とフォントも相まって、少し幻想的というかノスタルジックな雰囲気を漂わせつつ映像が目に浮かぶような文章になっている。

あと前回の合同誌もだけどライブシーンをちゃんと書くのすごい。

 

・ギバシス・ペルシダ(あおきみず)

場面の切り替えがめっちゃうまいと思った。転換→情景→心理描写、の切り替えの自然さは随一の書き手。

あと28歳組のどういうところに惹かれているかがめちゃめちゃ伝わってくる。

 

・明日のヒロイン、本日誕生(上岡 陣)

「過去に会ったことがあるアイドル」というネタでユッキを選ぶセンスがずば抜けている。最後にネタ晴らしするのもらしくて良い。

 

川島瑞樹と樋口円香(あんぱ)

今回の合同誌一題材の選び方が素晴らしかった作品。モラトリアムの塊みたいなノクチルに在って最も大人の振りをした割り切れない子供である樋口円香を、最も大人でありながら大人であり続けることを辞めた川島瑞樹にぶつける。組み合わせの時点で大勝利すぎる。

最後の主張こそが肝なんだけど、この肝の臭みをなくすための前フリとキャスティングがうますぎる。今回のMVP。

 

・男装執事 川島瑞樹・早坂美鈴・及川雫による全力おもてなし(マクラツム)

Pがちょいちょいこれ本人の心の声だろっていうのがあって面白い。

思考が完全停止する楓さんのところめちゃめちゃノリノリで書いてるのが分かる。男装川島さん……いいよね……

あと奇跡的にミギさんと題材が被って実質挿絵がついたのめっちゃ羨ましい。

 

・ヒーローvsデビル☆ミズキ・後編 ~決斗!瑞樹対ミズキ~(おうじ)

頭が悪いすぎる……これは一回リジェクト食らいますわ……

あんぱさんのとMVP争いをした迷作。~前回のあらすじ~じゃないんだよ!前回どこや!

これを一切の照れもなく書ききれるのは本当にすごい。ここまで振り切っていいんだっていうのもありつつ、ちゃんと作品として面白いのがすごい。こういうタイプの書き手って結構滑りがちだったりするんだけど、そこをちゃんと理性を飛ばして思い切りよく書きたいことを書けているのが素晴らしい。

 

・永遠に、永遠に(さらすぱ)

「過去に会ったことがある」系その2。清々しいほどまっすぐにテーマを直接書くのはさらすぱさんならではで、ちょっと青臭いところがウサミンと噛み合ってとても良い。

 

・secret track(アルナシモノコ)

いやーやっぱり最後はモノコさんで〆しかない。「小娘なんかには負けない」をこう扱ってくるとは……脱帽。

 

 

ほぼ小説メインでざざっと書きました。ここに載ってないのも最の高なのでぜひ皆さん買ってください。メロブで通販してください。わかったか?

www.melonbooks.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・Fifteen years after(エス

自作なので除外しようかと思ったけど今読み返したら普通に好きだったので書いちゃう。

巴ちゃんを書くのは決定事項だったので、じゃあどういう話にしようかと考えたときに真っ先に決まったのは「川島さんを出さないこと」だった。川島さんを直接描くよりも、他人から語られる川島瑞樹の方が自分の描いていた川島瑞樹を語れると思った。

以前小説を書いていた時はまず設定などを詰めてから書き出すスタイルだったのだが、これに関してはかなりパッション先行で思想が強めに出ている。あまり押し出すと臭みが出てしまうのでそこに関しては気を使ったつもりではあるが、どう受け取られるかはわからない。

発想の元は、GaGコミュ5話を見終わった川島Pたちで通話していた時に「28歳になった巴ちゃんはどうするんだろう」っていう話がちょろっと出たことが発端だった。思えばその時にほぼ作品の元はできたと言っても過言ではない。

余談だが、TLのタロット企画でちょっと話が被って焦っていた。

あとはPと巴ちゃんをメインに据えて、見切り発車で書きだしたら川島Pが生えてきて着地点が自ずと決まった。完全に無計画で書いたが、川島Pの曲者感が巴Pを引き立てていたりと納得できる仕上がりになってくれて良かった。

以上です。自作に関してどこまで語っていいものか分からないので色反転しておきますね。スマフョ環境では見えなくなってますが、普通に見えちゃってる人は見ないふりをしたりしなかったりしてください。