ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

毎日更新されたりされなかったりする日記

Keyと聞いて原点を思い出す

imockです。

昨日はKeyとデレステコラボの発表でTLが盛り上がりました。すでにどちらのコンテンツからも身を引いた私でも心が躍っております。

というのも、私がサブカルに染まった大きな原因がKey原作の京アニ版Kanonであるためです。

小学生の頃、アニメはポケモン遊戯王テニプリくらいしか見ていなかったですし、親の方針で中学入学まで小遣いがなかったためにマンガは一切買わず、図書館に通っては真面目な小説ばかり読んでいました。中学に入って友人からラノベを借りて読むことはありましたが、「半分の月がのぼる空」「キノの旅」など物語そのものの内容が面白いから読んでいたというのが大きく、キャラクターが可愛いからとかそういうモチベーションは全然なかったのでした。

きっかけは確かカラオケで友人がKeyの曲を何曲か歌っていて、何のテーマなのか聞いたらちょうど放送中だった京アニ版Kanonを勧められた、という流れだった気がします。で、これが当時中3の私にドストライクだったわけです。

1.普通にストーリーとして面白い
Key作品全般は当初18禁ゲームではあったものの、エロシーンがかえって蛇足になるほどに脚本が良くできています。奇跡がテーマであるKanonはややご都合主義な点もありますが、そもそも創作物なんてそんなものです。長編小説を読んで育った私としては違和感なく、とてもとっつきやすかったですし、各ヒロインのルートの結末についても納得が行きました。
ちなみに同じ時期にハルヒ原作を読んだ記憶はあるのですが、ストーリーが浅くて小説として全然面白くないと感じて途中で諦めた記憶があります。

2.自身の体験と重なる部分があった
Kanonの物語は主人公が都合により北国の母方の叔母の家に預けられ、同い年の従姉妹の名雪と同居することから始まります。

私の母方の実家は福島県で、幼稚園〜小学生の頃はよく夏休み中に伯母の家に遊びに行きました。伯母には娘さん、すなわち私にとっての従姉妹が2人おり、しかも1人は同い年でした。
普通はせいぜい1泊か2泊しかしないものなのですが、確か小学5年くらいのときに1回だけ弟と2人で2週間近くお世話になったことがあります。

とまあ、そんなわけでとても感情移入しやすかったのです。リアル従姉妹は名雪とは全然似つかないタイプ(おてんばな感じ)でしたけどね。

3.CV.堀江由衣にやられる
堀江由衣ボクっ娘をやるのは反則だと思うんだ。うん。
性癖がこじれた原因です。最初は名雪推しだったのですが、あゆが可愛すぎてな……。

そうしてKanonを全話履修しとても感動した私は、そのままAIRを履修し、そして「鳥の詩」に出会い、アニソン沼にハマっていくのでした。めでたしめでたし?