ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

毎日更新されたりされなかったりする日記

信玄餅を上手に食べられないフレンズ

imockです。

今年に入ってから、お土産に山梨名物の信玄餅を3つも別々の方から頂いてしまいました。美味しいのですが、私は不器用なので信玄餅を上手に食べることができません。

  • ビニールの包みを広げて食べるも、包みの外まできな粉が飛び散る
  • 付属の木のヘラ(?)で餅を取り出そうとするが、うまく取り出せず仕方なく容器に口を近づけて一気に食べる
  • きな粉でむせる
  • 餅を無事に食べ終わるが、容器の底に残った大量の黒蜜きな粉がもったいない。しかし木のヘラで上手くすくえない
  • 仕方がないので口の上で容器をひっくり返して一気に食べる
  • きな粉でむせる

不器用というのは不便なもので、ピザをキレイに6等分できなかったり、針に糸を通せなかったり、リンゴの皮を剥けなかったり、包装をうまくはがせなかったり、発声の時に身体から力を抜けなかったり、信玄餅を上手に食べられなかったりします。つらい。

なので今朝私は不器用でも問題なく食べられる、3本入り100円の串団子(つぶあん)を食べるのでした。めでたしめでたし。

なぜフィクションにおいて「帝国」は悪者なのか?

こんばんは、ヨン様です。

本日と昨日、シュビドゥヴァーズの練習が行われました。 昨日は再び3人2パート(トップ・セカンド)という悲劇に見舞われましたが、今日はそこそこの人数が集まった(らしい)です。 残念ながら私は仕事の都合で参加できませんでした…。 割といつものことですけどね!

さて、本日はフィクション作品における「帝国」のステレオタイプイメージについて考えてみたいと思います。 皆さんは、フィクション作品で「帝国」と冠する国家が登場した場合にどのようなイメージを持つでしょうか。 統計的なデータを取ったわけではないのであくまでの印象論にとどまりますが、大抵の場合、フィクション作品における「帝国」というのは“悪者”のイメージ、あるいは少なくとも主人公側と対立する勢力として描かれることが多いように思われます。 簡単に思いつく例をいくつか挙げてみましょう。

事例1:銀河帝国 vs 銀河共和国(映画「スター・ウォーズ」シリーズ)

事例2:土鬼(ドルク)帝国 vs トルメキア王国(漫画「風の谷のナウシカ」)

事例3:暗黒グノッシーナ帝国 vs シュビドゥヴァニア連合王国PS3ソフト「ソング・オブ・サブカルチュア 2」)

事例1は、言わずと知れたSF大河映画の傑作、「スター・ウォーズ」シリーズに登場するものです。 アナキン・スカイウォーカーを主人公とするエピソード1から3では、シスの暗黒卿ダース・シディアスが奸計によりジェダイの騎士を追放するとともに銀河共和国の議会において絶対的な権力を手中に収め、ついには銀河帝国の皇帝にまで上り詰めるまでの物語が描かれます。 主人公(アナキン)が「ダーク・サイド(暗黒面)」に堕ちて帝国側に回ってしまううえ、厳密にはその後のエピソードで「銀河帝国 vs 反乱軍」という戦いの構図になっているのですが、「帝国」は暗黒卿に支配された悪逆非道な国家として“悪者”の扱いを受けています。

事例2は、宮崎駿による「風の谷のナウシカ」の原作漫画に登場する国家です。 映画ではトルメキア王国しか登場しないので、存外知られていないかもしません。 原作となる漫画版では、土鬼(ドルク)帝国という諸侯連合国家が登場し、その皇帝(皇弟)ミラルパは超常の力と宗教によって民衆に圧政をしいています。 ここでもやはり、「帝国」は“悪者”の扱いです。 一方、対立勢力であるトルメキア王国は、映画と同じく主人公のナウシカの属する小国の同盟国として登場します。 ただし、トルメキア王家の中心部では王位継承権争いに絡んだ不気味な権謀術策が渦巻いており、決して分かりやすい正義として描かれているわけではない、といったところもポイントでしょう。

事例3は、これまた有名な大作シュミレーションRPG「ソング・オブ・サブカルチュア」シリーズのナンバリング第2作にあたります。 本作では、幾多の戦争によって「歌の力が失われた世界」において、失われたはずの歌の力を宿した少女と主人公がシュビドゥヴァニア王国の辺境の地で出会うところから物語が始まります。 少女と旅をするうちに、世界から歌の力が失われた原因が明らかにされていきますが、世界の秘密に迫る主人公たちの冒険は、思いがけず暗黒グノッシーナ帝国とシュビドゥヴァニア王国との歌の力をめぐる戦争へと巻き込まれていきます。 物語の中盤で、主人公は帝国側につくのか、王国側につくのかという大きな決断を迫られますが、この選択肢で迷ったプレイヤーの方も多かったのではないでしょうか。 今ではすっかりおなじみの「旋法システム」が導入されたのも本作です。 純粋な“悪者”と言えるのか判断に迷う部分もありますが、グノッシーナ帝国は崇高な理想を持ちながらも覇道をいく国家として描かれており、ここでも「帝国」に対するステレオタイプ的なイメージが垣間見えます。

さて、ここまで「帝国」という名を冠する国家に対するステレオタイプイメージを見てきました。 少なくともここで挙げた事例を見ると、「帝国」というのはフィクション作品において“悪者”として登場することが多いように思われます。 では、なぜ「帝国」にはこのような“悪者”のイメージがつきまといやすいのでしょうか。

推測するに、これは「帝国」という政治システムと大きくかかわっているように思われます。 「帝国」というのは、一般的に「複数の民族・諸侯を統合する君主制国家」を指します。 西洋において最も典型的と言える「帝国」であるローマ帝国は、イタリア半島に居住するローマ人のみならず、イベリア半島から中央ヨーロッパ古代オリエントに至る広範な版図と領民を有する多民族国家です。 また、東洋において皇帝をいただく中国歴代王朝も、大陸内のさまざまな少数民族のみならず、宗主国として多数の属国を従え、事実上の多民族政治体制を保持してきました。 つまり、「帝国」という国家体制は、定義からして多民族性・異種性を内包していると言えます。

帝国の多民族性・異種性を内包する広大な版図を維持するためには、名目上の統合だけでなく、宗教や政治による思想上の統合が必要になります。 そして、そのような統合に反対する勢力は、場合によっては国家内の結束を高めるために厳しく弾圧しなければなりません。 従って、「帝国」という国家体制は常に多様化と画一化のバランスをとることを迫られるものであり、常に差別や格差と隣り合わせにあるのです。 強大国家は、大規模なインフラの整備や文化交流という点で歴史上きわめて重要な役割を担ってきた半面、構造的な階層差の温床ともなっていたと言えます。

「帝国」に対する“悪者”のイメージは、このような点に由来するのではないでしょうか。 広大で多様な要素を有する「帝国」の内部には、帝国によって制圧された勢力や統合に反対したために弾圧された勢力が少なからず存在するものです。 物語をドラマティックに描くため、主人公をレジスタンス(反抗勢力)に仕立ててヒロイックに描きつつ、「帝国」が持つ上述のような「強権のもとに圧政と差別を断行する国家」というイメージを利用するのが構図として分かりやすいというのは、想像に難くありません。 物語を対権力抗争として描くにあたり、「帝国」という国家体制は格好の装置になるのです。

以上、フィクションにおいて「帝国」が“悪者”として扱われがちな理由について考えてみました。 なんと日本は現代で唯一「Emperor」を有する国であり、「Emperorを有する国家」として、ついこの間まで「帝国」を名乗っていましたので、「帝国」に関する問題は日本という国家と地続きの話だったりもします。 また、国家を超えた政治・経済体制であるEU連合や、多民族国家であり他国の問題に積極的に介入するアメリカなど、「帝国」ではなくとも「帝国的」なものは現代にも存在します。 暗黒グノッシーナ帝国とシュビドゥヴァニア連合王国の争いについて考えることは、明日の世界について考えることなのかもしれません。

それでは!

一般家庭のネットワーク監視事情

さらです。

日本の一般家庭において、インターネットへ中継するルータのパフォーマンス監視やフロー監視などは当然行われるものですが、私は長らく監視もせず怠惰に過ごしていました。 このままではいんたーねっとがこわれてしまう。

お慈悲で夏休みをちょっとだけもらえたので家のネットワーク監視基盤を作っていました。

ネットワーク機器 (ファイアウォール) パフォーマンス監視 [snmp]

ネットワーク機器(ファイアウォール機器≒ルータみたいなやつ)もコンピュータなので、当然CPUやらメモリやらの稼働率があれこれ変化します。

まずこの辺のパフォーマンス状況を監視してみます。 f:id:the_shubidovers:20190818010115p:plain:w500

グラフUIのデザインがややイキっていますが、ただSNMP叩いてるだけです。 親の顔よりも見たSNMP。お盆くらい実家で親の顔見て。

今回ネットワーク機器ニキを見張ったところ、CPU稼働率は10%を超えることは殆どなく、メモリの使用率13%で安定というやる気のなさが露呈しました。もうちょっと頑張って10倍くらいのスピード出してほしいですね。

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どれくらいの通信量が発生していたかも時系列で見れます。

たしかこの日は(この日も)youtubeを観ていたのですが、 恐らく大して高画質な動画とか開いていなかったのか、 動画読み込みの際も4Mbpsくらいしか速度が出ていません。

わざわざ1Gbpsの回線を引いてIPoEで繋いでいるのに、0.4%しか使っていないようです。 何のために金を払っているんだ。

そりゃみんな固定回線なんて面倒なものじゃなくモバイル回線で観ますよね。悲しくなってきた。5Gなんていらなかったんや。

通信内容監視 [netflow]

一応netflowの監視も入れてみました。

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Elastic社による参考イメージ (うちのじゃないです)

netflowを使うと、自宅からインターネットに出ていく通信を分析して、大体どの辺の事業者に向かう通信が多いか、みたいのを集計することができます。

私も若い頃は気付きませんでしたが全国の親御さんは当然自宅のネットワークをこれで監視しています。 実家のwifiでエロサイトばかり見ている中高生はもちろんこれでバレています。震えて眠れ。

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うちのです

ちなみにさらさんはAmazonyoutube(Google)とTwitterばっかり見ているということが観測できます。仕事しろ。

ぶっちゃけエロサイト見ていたとしても大抵はサーバを貸しているCDN業者の名前で表示されるだけなのであまり面白みがありません。

何のためにこんな基盤を立てたんだろう。悲しくなってきた。


以上、監視基盤を構築を通して精神的にも大変健やかになりました。

おしまい。

たいふー

こんばんは、エスティオです。

台風が来たため実家を出るのは明日になりました。 仕方ないね。

ここ数年、低気圧になると頭痛が酷かったのですが今回は全く頭痛が来ていないので、体が低気圧に適応したのではないかと期待してます。 先月から来月まで週末都民が続いているのでもしかしたらそこら辺の影響があるのかもしれません。

低気圧に悩まされている方は是非一度お試し下さい(効果には個人差があります)

明日帰ったら空の棚に本を詰め込む作業が始まります。 面倒なのでやらないかもしれませんが。

中身が無いですが、お盆で頭トラフーリくらってる状態なので許してください。

それでは。

検索エンジン依存症

imockです。 仕事の都合で、2日連続で普段より1時間早く起きたため凄まじく眠いです。そのせいもあり今日の仕事はパフォーマンスガタ落ちでした。そして終わらないので残業になり(以下負のスパイラル)

今日はパフォーマンスがガタ落ちなので、簡単な関数も忘れてしまいいつもよりGo○gleにお世話になっていました。ところで何か分からないことがあったらどうやって調べるでしょうか。私はほぼ100%G○ogleで検索しますし、大概の方は検索エンジンの違いはあれネットで調べるでしょう。

調べる内容が唯一絶対の正解のあるもの(例えばWindowsコマンドのリファレンスとか、英単語の意味とか。辞書を引く的な用途)であればそれで良いのですが、おいしいお店とか、歴史的見解とか、そういう多種多様な評価があるものを調べる場合は注意が必要です。検索結果の上位に来るかどうか、そもそも検索にヒットするかどうかは様々な要因によって操作されているためです。さらには、その情報元がユーザーからの誤った情報であることもあります。飲食店の営業時間情報が間違っていて営業妨害を受けてしまうこともあるとか。

近年大手メディアの偏向報道云々と言われていますが、インターネットの情報はそれ以上に偏向していることが多々あります。検索で上の方に引っかかったからといって、主観的な情報を鵜呑みにしないよう気をつけましょう。

以上、何もネタが思いつかないのでまともな話でした。

残響の話

KJです。

残響ってありますよね。

あれです。広い所で音を鳴らした時響くやつです。

今回はこの「響き」の話をしようと思います。

一般の人が人工的な残響を一番認識する機会が多いのは、カラオケのエコーだと思います。

コンソールのつまみを回すと声に響きがついてぼやけてくるあれですね。 歌に自信のない人でも、なんとなく上手くなった様に聴かせてくれる便利な機能です。

音響上では、残響は「リヴァーブ」と呼ばれます。

エコーとリヴァーブは厳密には違う加工を意味しますが、広義には「響き」という意味で同じ使われ方をしていると言っていいでしょう。

この響きは、カラオケの例でもあるように、後から電子的に付け加える事が可能です。 また、この残響加工《リヴァーブ》はイコライザ、コンプレッサ等いくつかのエフェクタと並んで大変重要な立ち位置にあります。

逆に、既に入っている残響を取り除くという事は出来ません。 なので素材は出来るだけ響かない場所で録っておき、後から響きをつけるというアプローチが主となります。

・残響は味の素

私はよく、リヴァーブについて説明する時に「味をまろやかにする調味料」という例えをします。

残響を加えることで、演奏(または収録環境)の粗を隠しやすくなり、悪目立ちを抑えることが出来ます。

しかしその反面、入れれば入れるほど素材の味が前面に出なくなり、どれも似たような音になってしまうという代償もあります。

更に、編集上、音量というものは一定の範囲内に収めなければならず、詰め込める分量が限られています。

なので、通常、マスタリングでは音のいろんな要素をを隙間なく敷き詰めて無駄なく配置するようにしています。

しかしここに残響の成分が追加されると、いろんな音の成分以外に「手前で鳴った音の残響」の分も幅を確保せねばなりません。

必然的に、「前の音の残響」がある分、その後の音は追いやられて小さくなります。

これは先に述べた素材の味についても似たような事が言え、無難だけれども特色の少ない「前の音の残響」が大きくなればなるほど、その後に来る音において、素材の味の割合が小さくなってしまうのです。

これらの理由から、現代の(特にポップス等の)スタジオで作られる音楽では、各要素ごとに最低限のリヴァーブをかける作り方が主流になっています。

尚、最近の音源が最低限のリヴァーブで構成される様になった理由はこれだけではありません。

もともと、音楽をテープで録って、それを実際に刃物で切って編集していた様な時代は、細かな編集というものが出来ませんでした。

そうなると、粗をごまかすにはこう言った「各トラックをミックスした上で最後にかけるリヴァーブ」の様な“大雑把な”処理に頼らざるを得なくなります。

しかし、デジタル技術の発達した現代では各楽器・各パートを高い独立性で収録した上で、更に一瞬一瞬を切り取って細かく編集する事が可能です。

そうなると、今までは「リヴァーブでぼやけさせてごまかす」以外に手段の無かった問題に対して、いろんなアプローチで解決する事が可能です。

技術が進歩してリヴァーブに頼らなくても多種多様な手段で解決が可能になったからこそ、最低限の響きで可能な限りクリアに、という方向性の音作りが可能になったのです。

今回はリヴァーブというものについて、その使われ方と共に説明しました。

シュビ(というか私の収録方式)におけるリヴァーブの話もあるのですが、そっちはそっちで長いのでまたの機会にお話出来ればと想います。それでは。

セカンドとベースの呪われた関係

こんばんは、ヨン様です。

先週はいろいろと疲れ切っていたようで、ホームページの更新ができなかったようです。 妙に他人事のような書き方になっているのは、書いている今、先週なにがあったか思い出すことすら億劫だからです。 今週は真面目に書きたいと思います。

本日はシュビの練習が行われました。 今回は伴奏者合わせが主な練習内容となるはずでした。 が、参加予定メンバーの辞退が相次ぎ、気が付けば3人で2パート(second+bass)という惨状に…。 3人というのは百歩譲って許せるとして(?)、2パートというのはかなりできることに制限が出てきますね。

例えば、合唱の構成として「主旋律+三声体」とか「主旋律+対旋律」みたいなものはよくでてくるわけです。 しかし、男声で2パート(second+bass)という状況だと、大抵の場合「second=主旋律、bass=三声体(の根音)」だとか、「second=対旋律、bass=ヴォカリーズ」みたいなパターンが頻出するので、ほとんど合わせる意味合いがあるのか、状況になってしまいます。 しかも、音程が五度とか三度ならまだしも、セカンドとベースでは七度のような不協和音程になることもしばしば。 シュビに少しでも合唱団としてのしたたかさがあるとすれば、このような練習の積み重ねによるのかもしれません。

とは言いつつ、2パートでもやれることはそこそこあるので、やれるだけのことはやっておきました。 何しろ本番に向けて練習回数が限られていますからね。 悔いのないよう準備を進めてまいりたいと思います。

明日はコミケの最終日ですね。 既に傷病者が出てしまっているようですので、参加する方はくれぐれもお気を付けください。

それでは!