一般家庭のネットワーク監視事情
さらです。
日本の一般家庭において、インターネットへ中継するルータのパフォーマンス監視やフロー監視などは当然行われるものですが、私は長らく監視もせず怠惰に過ごしていました。 このままではいんたーねっとがこわれてしまう。
お慈悲で夏休みをちょっとだけもらえたので家のネットワーク監視基盤を作っていました。
ネットワーク機器 (ファイアウォール) パフォーマンス監視 [snmp]
ネットワーク機器(ファイアウォール機器≒ルータみたいなやつ)もコンピュータなので、当然CPUやらメモリやらの稼働率があれこれ変化します。
まずこの辺のパフォーマンス状況を監視してみます。
グラフUIのデザインがややイキっていますが、ただSNMP叩いてるだけです。 親の顔よりも見たSNMP。お盆くらい実家で親の顔見て。
今回ネットワーク機器ニキを見張ったところ、CPU稼働率は10%を超えることは殆どなく、メモリの使用率13%で安定というやる気のなさが露呈しました。もうちょっと頑張って10倍くらいのスピード出してほしいですね。
どれくらいの通信量が発生していたかも時系列で見れます。
たしかこの日は(この日も)youtubeを観ていたのですが、 恐らく大して高画質な動画とか開いていなかったのか、 動画読み込みの際も4Mbpsくらいしか速度が出ていません。
わざわざ1Gbpsの回線を引いてIPoEで繋いでいるのに、0.4%しか使っていないようです。 何のために金を払っているんだ。
そりゃみんな固定回線なんて面倒なものじゃなくモバイル回線で観ますよね。悲しくなってきた。5Gなんていらなかったんや。
通信内容監視 [netflow]
一応netflowの監視も入れてみました。
netflowを使うと、自宅からインターネットに出ていく通信を分析して、大体どの辺の事業者に向かう通信が多いか、みたいのを集計することができます。
私も若い頃は気付きませんでしたが全国の親御さんは当然自宅のネットワークをこれで監視しています。 実家のwifiでエロサイトばかり見ている中高生はもちろんこれでバレています。震えて眠れ。
ちなみにさらさんはAmazonとyoutube(Google)とTwitterばっかり見ているということが観測できます。仕事しろ。
ぶっちゃけエロサイト見ていたとしても大抵はサーバを貸しているCDN業者の名前で表示されるだけなのであまり面白みがありません。
何のためにこんな基盤を立てたんだろう。悲しくなってきた。
以上、監視基盤を構築を通して精神的にも大変健やかになりました。
おしまい。