ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

毎日更新されたりされなかったりする日記

デジタルの力できれいな部屋を手に入れよう

さらです。ご無沙汰しております。
ちょっとバタバタしていてブログどころではありませんでした。すみません。
ブログ進捗管理とはなんだったのか。


「精神が荒れてくると部屋が汚くなる」「部屋の散らかり具合は心を映し出す」みたいな文言を何度か見かけたことがあります。
もしそれが事実なら、私の心は何年間荒れたままだったのでしょうか。

まぁ部屋が汚いと色々とテンションが下がるというのは事実です。
特に最近はリモートワークしろだのとお国から言われ、家にいる時間を強制的に長くされてしまう可能性もあります。以前ほど「どうせ日中は家にいないし」みたいな自分への言い訳が通用しなくなってきています。
リモートで会議とかをすることになると、webカメラで自分の部屋を映さないといけないシチュエーションとかも登場します。散らかった部屋で生活している輩がweb会議する際には「カメラの画角内では一見片付いて見える角度」みたいのを事前に探す仕事に工数を取られます。AIにとって変わられない仕事。

綺麗な部屋に作り替える

片付いていないように見える部屋にありがちなこととして、部屋は狭いのにやたら物だけ多かったり、部屋の寸法を考えず思いつきで家具を買い足した結果並び方が変だったり、統一感のない家具がカオスな色使いで並んでいたりします。そもそもワンルーム程度の部屋に何種類も棚とかが並ぶのはキャパ的に考えておかしな話です。

こんなことを考えていた時、幸いにもちょうど引っ越しが発生しました。
いい機会だったのですっきりした部屋を目指そうと、思い切って色々な物を捨てました。持っていた家具も殆どを捨て、身の丈にあった分の家具を一から選んで買い直し、新しい部屋に収めました。
すごく貧乏になりました。家具を捨てるのに金を取られ、新しい家具を買うのに金を取られ、どれだけ絞り取られればよいのでしょうか。

ともあれ、ある程度はスッキリした部屋になりました (当社比)。
ちなみにこの過程で捨てた物は元々「今はいらないけど捨てたら後悔しそうだな」と思って取っておいたものとかが中心だったのですが、現在までそれらを捨てたことで困ったことは特段ありません。
もうこの考え方自体が典型的な片づけられない人間の発想ですね。迷うくらいなら捨てましょう。環境破壊。資本主義。
そもそも部屋の中ではPCいじってるかベッドで寝ているかくらいしかしていないのに、どうしてあんなに物があったんでしょうね。人間って面白。

部屋の状態を保つ

ズボラな私は新しい部屋をメンテする自信が無かったので、とうとうヤツを導入しました。
ルンバです。
私の部屋は全然広くないので、ロボットなんて使わず自力で掃除機をかけてもたいした時間はかかりません。甘えです。

とはいえこれのおかげで、心がとてつもなく荒んでいて何もやる気が起きないような日でも、掃除機だけは毎日ロボットがかけてくれます。精神が荒れてくると部屋が汚くなるそうですが、我が家に関しては私の精神がどれほど荒れていようと、とりあえず床は綺麗です。

あとは安物ですが空気清浄機も一応買ってみました。
どの程度効果があるのかよく分かっていませんが、これが動いているとたぶん空気が綺麗になったんだろうなという気分になります。 部屋でお肉とか焼いたりすると空気の汚れを察知してセンサーの色が変化するので、一応それなりに仕事をしてくれているようです。
これで仮に私がうつ病になったとしても部屋の空気だけは清浄です。

最高の新生活

こうして私の新生活は始まりました。

まず朝出勤前にはルンバが元気に動き回り始めます。これを邪魔しないようにさっさと部屋から出ましょう。
ロボットに「邪魔」と追い出される形で部屋を出るのが朝。

夜帰宅すると、居間に置いてある空気清浄機がちょっと反応してセンサーの色が変わります。
「さっきまで空気綺麗だったのに、なんか汚いものが部屋に入って来たんスけど」みたいな感じで出迎えられるのが夜。

私はそっと布団に潜り込み、声を立てずに泣いた。