ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

毎日更新されたりされなかったりする日記

ミクロの視点とマクロの視点

エスです。久々にボルダリングやったらヘロヘロになったので短めに。

物事を見るときに二つの視点があって、個人の主観でみることと、客観的/大局的にみること。この二つを自分はミクロの視点とマクロの視点と呼んでます。ビジネス書なんかでは「虫の目」「鳥の目」「魚の目」などと言われるやつです。

具体例を挙げながら詳しく解説していきましょう。

■虫の目:ミクロの視点

命題:『給料が安く貧困層ができることは問題だ』に対しての解法→スキルアップをし昇給や転職など自身が変化をする。

これは個人の解決法としては非常に正しく、安月給を自分自身で解決できる/自分自身の人生における問題として捉えた場合の解決法です。主観で見た場合基本的にはこれ以外の解決法はありません。

■鳥の目:マクロの視点

命題:『給料が安く貧困層ができることは問題だ』に対しての解法→政府や企業が主導となり貧困層を生まないようなシステムを作る。

一見、上任せの案にも見えがちですが、貧困層が多いことそのものを問題とした場合はこちらの方がより解決策としての強度は高くなります。どんなに個々が能力を高めたとしてもパイが変わらなければ蹴落とされた別の人間が貧困層になってしまうと考えられるからです(実際はもうちょっと色々変化すると思いますがここでは単純化のためそういうことにしてください)。

マクロの視点で話を進めようとしてミクロ視点での反論を受けて議論がぐちゃぐちゃになっているのをツイッターではよく見ますが、問題としているレイヤーが違うので間違っていることは言っていないとしても的外れになってしまうので気をつけましょう。

■魚の目:鶏眼

鶏眼(けいがん)とは、皮膚が長期間にわたり物理的圧迫を受け続けたことによって真皮に向かって角層が楔状に増殖した状態。別名を魚の目(うおのめ)とも言う。不適切なサイズの靴を履き続けることのほか、外反母趾などの足の変形、歩行異常などが主な原因である。関節リウマチにおいても関節の破壊性変化による足の変形によって生じる鶏眼が多くみられる。

胼胝とは異なり中央に俗に芯と呼ばれる5〜10mm程の角質塊がみられる。好発部位は足趾間や第5趾の背で、中央に芯(角質塊)があって下床に骨がある部位にできるのが特徴である。 表皮の部分的切除では完治せず、刺激により拡大増殖を助長することもある。よって、皮膚科の医師による治療が好ましい。

足浴により角質を柔らかくし、医療行為としてはコーンカッターやグラインダー(角質塊である芯の除去には皮膚キュレット)で削り取った後、尿素軟膏やサリチル酸ワセリンなどで保湿を行う。

尋常性疣贅(疣)と間違えて処置を行うと症状を悪化させることもあるため鑑別と適切な治療が必要である。小型の足底疣贅は皮下の奥の方にできる為、外見上は鶏眼と区別が付かない事も多いが、こちらはウイルスが原因であり本質的に別のものである。

――wikipediaより引用