ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

毎日更新されたりされなかったりする日記

コンテンツの海に沈んだ音楽を求めて

imockです。

副次的文化系合唱祭お疲れ様でした。我々シュビドゥヴァーズはご縁ありまして5年連続5回目の出演、すなわち5年連続5回目のJogio, pero peroとなりましたが、 「実家のような安心感」「(Jogioを聴くと)今年も副次的に来たんだなぁ、と実感する」 などの沼に沈められた皆様からの感想をいただきうれしい限りです。

本題

今回Ani-pro.さんが「雪、無音、窓辺にて。」を演奏されていました。こちらは皆様ご存知の通りアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」第1期のキャラクターソングからの出典となります。ちなみにハルヒキャラソンだと私は「COOL EDITION」が好きです。朝倉さんはそこまで好きではないのですが。

アニメが放映されると主題歌とは別にキャラクターソングが販売されることはよくあることなのですが、認知度の高いキャラクターソングはごくわずかしかありません。私がハルヒ以外でパッと思いついたのは「らき☆すた」の「寝・逃・げでリセット!」と「ひぐらしのなく頃に」の「なのです☆」くらいでした。ハルヒのキャラクターソングは2期も存在するのですが、アニメそのものがあんまり売れなかったこともあり影は薄いです。今回副次的で披露した「太陽曰く燃えよカオス」は「這いよれ!ニャル子さん」のOPですが、キャラクターソングを一通り聞いたことのある方は少ないのではないでしょうか。

アニソンの世界は過酷です。曲が良くても元のアニメの人気が今一つだったり、某アニメのように炎上したりなど様々な要因でたくさんの音楽がすぐに忘れ去られてしまったり、あるいは存在に気付かれすらしません。大海原へリリースされても、すぐに沈んでしまうのです。キャラクターソングに至っては売上目標枚数も低いですから、極端に例えれば大海原ではなく近所の川にリリースされ、知らぬ間に海に流れ込んでいるようなものです。

また、日々残業に追われ忙しい中、コンテンツの供給量が多すぎ、かつ供給速度も速すぎて追い切れないのが現実です。私も含め消費者というものはワガママで飽きっぽいので仕方ないことではあるのですが……。

そんな中、天文学的確率で出会い、心を動かした音楽があるのではないでしょうか。もしその音楽が合唱に向いていたら、ぜひ副次的文化系合唱祭でガチでアピールして、聴衆の心を動かしてほしいのです。それが、我々アマチュアの二次創作をただの自己満足で終わらせず、オリジナルにも報いることができる行動なのではないでしょうか。

珍しく仕事が早く終わったのでとてもまともな内容となりました。今後ともどこかの舞台でお会いしましょう。イモ。